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動物園のご紹介

動物園からご挨拶

 この度,4月1日付けで京都市動物園長に就任いたしました髙山でございます。
 京都市動物園は,明治36(1903)年4月に開園した,全国で2番目に歴史ある動物園であり,市民の皆様から多額の寄付金が寄せられ,全国で初めて市民の手によって創設された動物園です。

 さて,本園では,平成21年11月に策定した,共汗でつくる新「京都市動物園構想」に基づき「近くて楽しい動物園」を目指して整備を進めています。「近い」には都心から近くて交通の便がよいという意味と,動物とお客様との距離が近く間近で観察していただけるという二つの意味が,「楽しい」には動物たちが幸福に楽しく暮らし,その姿を見てお客さまも楽しいという意味を込められています。本年2月には,「ゾウの森」がオープンし,ラオス人民民主共和国から寄贈いただいた4頭の子ゾウを無事お披露目することができました。平成27年度は,整備の最終年度として,正面エントランスである「学習・利便施設」,京都の里山を再現する「京都の森」のオープンを予定しており,いよいよ完成が目前となっています。

 さらに本園では,日本で初めてとなるニシゴリラの3世代に渡る繁殖を始め,希少な野生動物の繁殖で実績をあげてまいりました。今後は,「ゾウの繁殖プロジェクト」に取組むとともに,国内で絶滅が危惧されているツシマヤマネコの保護増殖事業に参画する等「種の保存」に対する取組を推進するとともに,「生き物・学び・研究センター」を中心に「学術研究」と「環境教育」にも力を入れております。その成果は,イベントや掲示物を通してお伝えしてまいります。職員手作りの担当動物の「今」をお伝えする掲示物は,動物との距離をさらに近いものとし,親しみを感じていただけるものと存じます。

 今後も共汗でつくる新「京都市動物園構想」の基本テーマであります「近くて楽しい動物園」の実現に向けて,職員一同これらの取組をより一層進めてまいりますので,皆様の御支援を賜りますようお願いいたします。

平成27年4月 京都市動物園長  髙山 光史