働く人々がイキイキとするようなオフィス、場づくりを通し、社会に貢献
株式会社ウエダ本社
いろどるチーム 営業
田中 佳太
立命館大学 経済学部
学生時代は地域活動をされている方と、地域に出たいという学生をつなげるような学生団体に所属し、学生コーディネーターとして学生さんの支援を行っていました。さまざまな情報が入ってくるので、大学近辺の地域や東北など興味の赴くままに参加していました。
世代を問わず色々な方とお会いする機会に恵まれていたなと振り返っても感じます。
特に大学一年生の頃に福島県へ行ったことで、価値観が大きく変わりました。
大学4回生の4月に新型コロナウイルスの流行が始まり、面接が無くなったりオンラインに変わっていったりという中での就職活動でした。
志望していた会社から採用活動の一時停止のお知らせがきたりと、当時は辛かったですね。
色々と選考や面接を受けていましたが中々内定には至らず、コミュニケーションも少なくなっていた時期ということも重なり不安な時間を多く過ごしていました。
今思えば、もう少し誰かに相談すればよかったなと思います。就活モードになってしまい、友人や先輩などになかなか相談できなかったので、就活生のみなさんはぜひ周りの方を頼ってほしいです。
大学4年生の秋に、大学の先生のアシスタントしていました。授業を通して京都信用金庫様が運営されているQUESTIONの存在を知り、学生や社会人など多様な人が集まる場づくりに興味を持ち調べている中で、関係会社の中にあったウエダ本社を知ったというのが最初のきっかけです。
大学時代も社会活動などに触れてきていましたが、その中にはあまりビジネスという話は出てきておらず、経済学部という学びの中から少し違和感を抱いていました。その中で弊社は社会性も持ちつつ、事業としてビジネスもおこなっており、両輪を回している会社と思えたため興味を持ち始めました。
そこから、HPや各メディアで掲載されている代表のインタビュー記事などを読んでいく中で、代表の目指す世界観や考え方に共感するところがあったことも大きな理由です。
働く全ての人のが人生の大半の時間使う「働く」を、イキイキと働くことができれば人、会社、社会のためになるというところも惹かれました。
面接の中でも自分の考えを話し、社長の話を聞く中で「この考えを持っている方の事業はどんなものなのか、自分もその中に飛び込んでみたい」という思いを持ちました。
「この社長がやっている会社で経験を積めたら、きっと自分のためになる」と思えました。
ウエダ本社は働く環境の総合商社として、オフィスのリニューアルやOA機器などの販売を行っています。
営業の役割としては、企業様へご訪問して業務の中の悩みをお聞きし、多くのパートナー企業様と協業しながら課題解決に向けて、資料の準備やご提案をしています。
仕事のやりがいは、ありきたりかもしれませんが、お客様からの期待に応え感謝していただける瞬間です。オフィスのリニューアルで社員の方に喜んでいただいている様子を見ると、自分が関われたことを嬉しく思います。
商社としては、お客様・パートナー企業様・自社の3社に最大の価値を提供する、三方良しの状態を作り出すことが求められます。
ただ関係者が多いので、それぞれの状況や背景に想像力を働かせ、各々にとって最善の状態を作り出すことはとても難しく課題ばかりですが、全体を把握する力やそれぞれの背景を想像しようとする意志は出来ました。
お客様に迷惑をかけてしまうこともあったのですが、上司と相談し「何をするとお客様のためになるのか・会社のためになるのか」ということを学びました。
京都以外で働いたことがないので比較はできませんが、一番に出てくるのは人と人との関係性の深さだと思います。弊社は80数年の歴史がある会社にはなりますが、昔からの関係を持っていただいているお客様は長くお付き合いさせていただいていますし、信頼関係の強さをとても感じます。
「お互い様」とよく言っていただいたりと、ビジネスではありますが人とひとの関係性だなと思います。
私は京都の出身ではないので、初めは少し怖さも感じておりましたが、お客様をはじめとしたパートナーの方や関係いただいている方は、みなさん良くしていただいており、信頼関係の上で成り立っていると感じます。
これは私自身の反省ではありますが、自分を誰かと比較することや、何か正解を求めての就活ではなく、自分なりに考えて自分でこの会社を選んだと思えるような就職活動をしていただきたいなと思います。
私は社会人となり、日々多くの世代の方と出会う機会をいただいていますが、もちろん中には転職をされている方や、長く一つの会社に勤めている方など、たくさんの方がいらっしゃります。ただ、イキイキと働いていらっしゃる方に共通しているのは、自分自身で自分の働き方や所属する場所を選んでいる方だと感じています。
フリーランスや起業など様々な選択肢がありきっと迷うことが多いと思いますが、「自分の軸」をしっかりもつためにも、場所、職種、福利厚生や給料、経営者との共感など自分にとって何が優先順位が高いのかを考えてほしいなと思います。
誰かに決めてもらうものではないので、誰に言い訳をすることもなく、自分自身で選択をしてみていただきたいなと思います。自分で決めたからこそ、大変なことも乗り越えられるはずです。
社員同士で感謝の気持ちを届け合う「ありがとうカード」。
インタビューでは「まだまだ見習いなので、先輩と対等に、頼ってもらえるような社員になりたいなと思っています。」と語っていたことがとても印象的でした。
また、将来はウエダ本社が京都に本社を置きつつも、舞鶴や名古屋などでもお仕事をしているので、地元の四国でも事業を展開し、生まれ育った街に還元できるようになりたいと熱い思いを教えてくださりました。目標に向かって頑張る田中さんを応援しています!