Feature 京都の企業特集

投稿日 2021/11/24

〇〇ってどんな会社？

# 採用担当 # 若手社員 # 業界・仕事研究 # 福利厚生 # 採用

子どもの頃に魅了されたゲームをデザインする

こんにちは！京都市わかもの就職支援センターです。

みなさん、ゲームはお好きですか？

わたしは子どもの頃、モンスターを捕まえるゲームにとてもハマっていました。

ゲームの世界でバトルを繰り広げたり、世界を旅したりとワクワクして熱中していたのを今でも良く覚えています。

京都には、そんなゲームを作る会社が数多くあります。

今回は、子どもの頃にゲームに魅了され、実際にゲームの制作会社に就職された方にインタビューを行いました。

株式会社界グラフィックス（以下、界グラフィックス）は、下京区に本社を構えるゲーム内のグラフィック制作を行う会社です。

これまでにゲームアプリ『星のドラゴンクエスト』のグラフィックデザインやアーケードゲーム（ゲームセンターに設置されているゲームのこと）などの制作を担当されてきました。

今回は入社2年目のアーティスト（キャラクターの造形や衣装、装備などをデザインする職種）のM.Uさんを中心に、人事担当のM.Fさんにもお話を聞きました。

M.Uさんは幼い頃からゲームが大好きで、小学生の頃から「将来なりたい職業」欄は「ゲームに関する仕事」だったそう。大阪にある芸術系短期大学に進んだ後、マンガやイラスト、3Dツールの使用方法などを学ばれました。

その後、関西圏でゲームに関するお仕事を探していたときに界グラフィックスと出会います。夏のインターンシップに5日間ほど通い、ゲームで使用する装備のデザインや、キャラクターに動きを付けるモーショングラフィックスの作成など、実践形式での仕事体験を通して会社の雰囲気を掴んだそうです。

「様々な会社を見ましたが、スタッフの距離が近いことに魅力を感じて入社を決めました。」

小学生の頃からの夢を叶えた秘訣については「とにかくゲームが好きという気持ちが一番でした。それから探究心を持って、自主制作として自分でキャラクターをデザインしたりイラストを描いたりしていました」と語ってくださりました。

その熱意が叶い、界グラフィックスでは「アーティスト」という、ゲームのデザイン等を手掛ける職種につかれました。

界グラフィックスでは、2DCGの制作から、3DCGの制作までマルチに関わることができるので、好奇心と探究心を大切にしながらお仕事に励まれているそうです。

会社の先輩には映画好きの方も多く、一緒に映画を観に行くこともあるそう。ホラー映画を観に行った際には「こういう動きを付けると不気味さが増すんだな」と演出の参考にされることも。

このほかにも、会社の福利厚生の一つとしてゲーム開発に必要な技術本や設定資料集、マンガなどが揃っており、それらを見ながらインプットを深めているそうです。

そうしてデザインに携わったゲームのキャラクターや装備が実装され、テレビCMで全国に放送されたり、ユーザーの方の感想を知ることでお仕事としてグラフィックを提供することの責任と嬉しさを感じたそうです。

「『かっこいい！』というユーザーの方の声がとてもうれしいです！」と教えてくださりました。

お仕事のやりがいについてもお聞きしました。
「ユーザーの皆様のもとへ実装されたゲームを届けられることです。キャラクターを生み出し、それを実際に動かすまでに様々な試行錯誤を経て作られていることを体感しました。それを経て完成したものを皆様に商品として発表できることが何よりのやりがいです。」

会社の魅力を聞くと「福利厚生がしっかりしていること、クロッキー会やセミナーなど、社内でのスキルアップの機会がたくさんあること」と答えてくださりました。

制作中に小腹がすいた際にはオフィスグリコが置いてあったり、社食がおいしくてボリューム満点、しかも安いのが特にうれしいとのこと。社食で特に好きなメニューはタコライスと教えてくださりました。社食でタコライスが食べられるなんてうらやましい！笑

制作の参考になる本が揃っていたり、お菓子やランチなどの福利厚生が整っていることで、より制作に集中できる環境がつくられているのだなと感じました。

ゲームの制作会社というと、忙しいイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。だからこそ「働きやすさを考え、社員が楽しく働けるように福利厚生などを取り入れるようにし、若い方にも活躍いただけるような仕組み作りも模索しています！」とM.Fさんはお答えくださりました。

忙しい中でも、こうして社員のことを考え福利厚生を整えてくださる会社だと安心して働くことができそうですね。

また、界グラフィックスでは9割の方が在宅勤務をされています。M.Uさんも普段は在宅勤務をされていらっしゃるので、今回の取材のために久しぶりの出社となりました。
2021年度に新卒で入社された方も、研修中から在宅勤務となったそうです。

在宅勤務をうまく続ける秘訣を聞くと「文面だけでは伝わりにくいこともあるので、積極的にオンラインで通話をしています。質問も聞きやすい雰囲気があります。」との答えが。

もともと社内でのコミュニケーションが密だからこそ、離れていても一緒に仕事がしやすいのではないかなと感じました。

休憩時間や終業後に、社員同士で一緒にゲームを楽しんだりしていたようなのですが、在宅勤務になってもオンラインゲームで一緒に遊んだりすることもあるそうです。

（界グラフィックスの採用ページでは、年齢層や男女比など数字で会社のことを知ることができます）

同じ趣味があるからこそ、働くときも同じ志で制作ができるのだなと今回の取材を通して感じました。
会社の魅力についても「社員の方々の趣味が幅広く、ゲームや映画、アニメ、フィギュアなどこれまで触れてこなかったジャンルの話題で盛り上がるところも素敵だなと感じています」とお答えいただきました。
目標にしている先輩については「今の上司がキャラクターデザイン・背景・モデリングとマルチに制作されて知識も広く、一緒にお仕事をするとモチベーションがアップします！」とお話いただきました。

M.Fさんからも会社の魅力について「社員同士の距離が近く、知らない人がいないのでチームも組みやすいです。みなさんの趣味も近く、探求心を持っているので技術の向上につながっています」とのお声をいただきました。

社員同士の顔が見える関係性で制作ができるので、密に連携を取りながら作業することができるのだなと感じました。

M.Uさんに、京都で働く魅力についても教えていただきました。

「交通の便もよく、空気感も過ごしやすいです。出勤時に烏丸通りを経由しますが、緑も多くイチョウの木のおかげで季節によってさまざまな景色を楽しむことができます。退勤時に見える京都タワーの夜景の景色も好きです。ほかにも、風情のあるおしゃれな喫茶店やランチのお店が多く、昼休みや終業後に先輩方と寄れるところもうれしいです。会社の近くにあるラザニアのおいしいお店が一押しです。」

ゲーム愛に溢れたM.Uさんですが、今後一緒に働きたいスタッフ像を尋ねると「なによりゲーム愛の強い方」とお答えいただきました。そのほかにも「向上心が強く、熱意のある方。それとこの業界はセンスや感性が個性豊かな方が多い印象なので、我こそは！ユニークさならだれにも負けない！という尖ったおもしろい方とも、さらに新しい発想につながると思うので、ぜひ語り合ってみたいです。」とお話いただきました。

M.Fさんからは「幅広い知識を持っていて、基礎力に自信がある方にぜひ応募いただきたいですね。ポートフォリオもそこを重視しています」とのお答えが。

ゲームが好きだからこそ、こだわりをもって制作を行えるのだなと感じるインタビューでした。
ゲーム愛ならだれにも負けない！という方、気づいたら制作をしてしまうという方、ぜひ界グラフィックスで働いてみませんか？
あなたの力を活かせる環境が整っています！

最後に、M.Uさんから学生のみなさんにメッセージをいただきました。

「『好き』という気持ちが大切だと思います。『このキャラクターが好きだから、このイラストを描いてみよう、3Dモデルを作ってみよう』と、とことんやってみるといいと思います。また、幅広くいろんな制作に挑戦してみると、自分の強みもわかってくるのではないかなと思います！」