Feature 京都の企業特集
京都のものづくりの一等地、久世工業団地をご紹介!
こんにちは!
京都市わかもの就職支援センターです。
京都市南区にある久世工業団地をご存知でしょうか?
2023年に創立60周年を迎える歴史ある団地です。
かつて機械金属の企業が集まりできた団地は、現在は他にも印刷、樹脂、医薬品、木工など幅広い産業分野の企業が集っています。
そんな久世工業団地のキャッチフレーズは「常に創造し前進するメカトロ集団」。
今回はこの団地で働く魅力や組合企業22社をご紹介します。
久世工業団地で働く魅力
「工業団地は周辺の住宅区域と区分されているので、仕事しやすい環境が守られている」と話すのは久世工業団地協同組合局長の上殿さん。周辺地域と建設に関する協定を結び、京都市の認可を受けていることから、創立当時のものづくりに専念できる環境を今も維持しています。このように協定によって守られている工業団地は京都では稀有な存在です。
また、組合企業の代表者同士が仲良く、団地全体でまとまりがあるのも特徴です。企業規模は10名から100名以上まで様々ですが、各社につながりがあり、団地内を一つの会社と見立てた活動もあります。最近では組合企業の新入社員同士の交流を深める取り組みを話し合っています。「会社が違っても、挨拶がかわせる人間関係を大切にしたい」と上殿さんは話します。
さらに、組合企業の半数近くを30代40代の若い経営者が占めています。経営者の若返りが進んでいることから、歴史ある組合でありながら、これから新しいことにチャレンジし、若い世代と一緒に成長を目指す企業が多いです。
居心地の良さと働きがいの感じやすさも魅力です
さらに従業員想いな経営者・企業が集まっているのも、学生・求職者の方に知ってもらいたい魅力です。
「経営者が社員を大事にされているので、家族的なつながりがあり、居心地の良い会社が多いです。長く勤めている社員が多く、70歳を越えて働いている人もいます。長く働くためには、居心地の良さは欠かせないですね」
「大手企業だと若手社員が社長の目に止まるのはなかなか難しいことですが、組合企業では仕事の成果が社長の目に止まりやすいです。こうした環境も働きがいにつながっていると思います」
通勤手段は意外と豊富
通勤手段としては、JR京都駅、JR西大路駅、阪急桂駅、四条烏丸から「久世工業団地前」に行くバスがあります。また、自動車やバイク、自転車で通勤される人も多いです。
久世工業団地へのアクセスはこちらのページをご参照ください。
https://www.kuze.or.jp/access.html
ここまでお読みいただきありがとうございました。
最後に組合企業22社の企業一覧をご案内いたします。ぜひ気になる企業を見つけてください。
久世工業団地協同組合の企業一覧は以下URLよりご覧いただけます
https://kyoto-wakamono.org/wp-content/uploads/2022/03/kuze_danchi.pdf
関心がある企業がありましたら、直接企業にお問い合わせいただくか、京都市わかもの就職支援センターまでご相談ください。
京都市わかもの就職支援センター相談お申し込み
https://kyoto-wakamono.org/contact/
久世工業団地協同組合の概略
久世工業団地は、昭和38年(1963年)それまで京都市市街地に立地していた、機械金属関連製造業の中小企業が、工場用地の拡大と設備の近代化、経営の合理化を目指して当団地組合を創立し、翌昭和39年に中小企業近代化資金等助成法に基づく、京都府第1号の指定団地として、工場ぐるみの全面移転と活発な共同事業を軸にして集団化しました。
久世工業団地協同組合
https://www.kuze.or.jp/
京のまち企業訪問ではたくさんのものづくり企業を掲載しています。企業検索ページの分野・業種で「機械・製造」をチェックして、ぜひ検索してみてください。
「京のまち企業訪問」企業検索ページ
https://www5.city.kyoto.jp/kigyo/kg_102.cgi?CT=10
学生・求職者の皆さんへ
久世工業団地ではコミュニティを大切にされていることから、組合企業同士の一体感を感じながら働けるのではないかと思いました。業界研究や企業研究の一環として、ものづくり企業のことをもっと知ってみませんか。関心がある方は直接、各企業にお問い合わせいただくか、京都市わかもの就職支援センターまでお問い合わせください。