先人から受け継いだ“京壁”を次の世代へ
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歴史と文化の宝庫「京都」は、伝統産業と最先端の産業が両立している都市です。その最先端の産業も、昔の最先端といえる伝統産業が礎となっています。
様々な建築技術と共につちかわれた京都の「左官技術」。時には、華やかな彫刻建築を引き立てる上品で繊細な土壁。
時には、華やかな建築物に負けない雅で風格ある土壁。左官職人は土という素材と大切に向き合いながら、“和の美”を創造し続けています。
代表者からのメッセージ
京都の歴史と風土に育てられ、先人から受け継いだ「京壁」を次世代に継承したい、その想いで昔ながらの材料・技法にこだわり現場に取組んでいます。
しかし、私は伝統をそのまま継承するだけでは現代の、または未来の生活に根付かないと考えます。
京壁の技術を100年後も、博物館ではなく生活に密着したものとして受け継ぐために、必要に応じ現代の知識と技術をプラスし、新たな物づくりを目指して日々精進しております。
会社の強み
土・ワラ・水。自然界にあるものを分けてもらい、自然のままに練って塗る。左官の壁は呼吸をしています。
温度や湿度が自動的に調整されるため、結露を防止しカビやダニの発生も抑えます。塗って乾かし、また塗って…手間と時間をかけるからこそ生まれる豊かさと温もりがあります。
四季の変化への対応や空調循環、耐震性、耐熱性など、快適に過ごすための機能を持ち、花粉やアレルギー、そして災害などから守ってくれます。
会社の特色
人々が竪穴式住居で暮らしていた縄文時代、最も身近で手に入れやすい素材であった土を、生のまま団子状に丸めて積み上げていき、土塀を作ったのが左官工事の始まりとされています。
その後、石灰を使って壁を白く塗って仕上げる技術や、細く割った木で壁の芯を作る技術などが開発されたことによって、左官工事はますます発展し、砂や繊維を混ぜることで様々な表現が可能になりました。
会社の理念
左官をもっと身近に感じ、現代の生活に取り入れてもらうため、古き良き物をそのまま押し付けるのではなく、これからの人々にあった形式でご提案することが、私たちの役割だと考えています。